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危険なウィルス

ケトコナゾールは、「抗真菌薬」とよばれる医薬品のカテゴリーに含まれる成分であり、真菌が原因となって起きる皮膚病の治療目的でかなり幅広く使用されているものです。
真菌というのは、いいかえればカビのことであり、日常生活上どこにでもいる存在ではありますが、体力が低下したとき、または高温多湿の状態になったときに人体に寄生して増殖し、皮膚の病気の原因にもなります。
このケトコナゾールは、一般的には水虫やたむしとして知られる白癬症、皮膚カンジダ症、脂漏性皮膚炎などの治療薬とされていて、どの病気に対してもすぐれた効果があります。
白癬菌のような真菌は、DNAなどが含まれた細胞の中味を覆って保護する細胞膜とよばれる組織をその外側にもっています。
ケトコナゾールの成分は、白癬菌が細胞膜の材料としている物質が合成されるのを阻害する働きをしますので、白癬菌は細胞膜がつくれず、増殖できなくなってしまうのです。

また、人間の細胞も白癬菌と同様にこの細胞膜をもっていますが、細胞膜をつくっている材質には違いがありますので、ケトコナゾールを投与した場合であっても、人体そのものには有害にならず、白癬菌だけをターゲットにして治療効果を発揮することができ、副作用も比較的少ないのです。
ただし、アレルギーをもっていたり、ふだんから皮膚が敏感だという人は、このケトコナゾールを投与することで、かえって皮膚のただれ、赤み、発疹、刺激感などの副作用が起きてしまう場合もあります。
このような場合については、医師や薬剤師に相談をして、適切に使用できるかどうかを確認してからのほうがよいでしょう。
もしケトコナゾールの使用中に副作用があらわれてしまった場合についても同様です。

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